■ 登山日   平成22年7月18日(日)                                            
■ コース    中房温泉駐車地4:40 → 燕岳登山口5:08 → 第一ベンチ5:56 → 第二ベンチ6:25 → 第三ベンチ7:00 → 合戦小屋8:04〜8:50 → 三等三角点の休憩所9:04 → 燕山荘9:57〜10:18 → 燕岳11:18〜11:30 → 燕山荘12:03 → 合戦小屋12:56 → 第二ベンチ13:54 → 登山口14:25 → 有明荘15:20  
■ 地形図名    2万5千分の1 槍ヶ岳(高山)   Route map
■ 登山口   長野県安曇野市穂高有明 Road map  
登山口
第一ベンチ
裏銀座コースの山々(燕山荘〜燕岳鞍部より)
燕山荘から奥穂高〜槍ヶ岳の山塊
燕山荘 キャンプ場
燕山荘から燕岳を望む

第二ベンチ標識
第二ベンチ

駐車地
第一駐車場
合戦小屋 合戦小屋の前で寛ぐ人々
富士山展望
7:38 展望のない登山道を進むうちに、登山者が立ち止まり遠くを望んで いるため、その方向を確認すると遠くに富士山が望めた。その両脇には、甲斐駒ケ岳と八ヶ岳の名峰が顔を覗かせている。天気が良く、空気が澄んでいなければ望めない光景である。 

8:00 さらに、これから向かう燕山荘からの稜線伝いにある大天井が望めた。非常に美しい山塊である。山の緑、岩肌、残雪、空の澄んだような青色が見事なコントラストが目に映る。合戦小屋までもう目と鼻の先である。











大天井展望
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スイカ売場 お裾分けのスイカ(ハーフサイズ)

燕 岳 (2763m)

遠くに槍ヶ岳を望む 天空の休憩所
9:04 三等三角点 濁沢のある休憩所にたどり着く。こちらも多くの登山者が
一息ついている。展望の良いところである。東を望めば雲海が広がる展望で
ある。槍ヶ岳や大天井もあざやかに望める。燕山荘まで1.3kmの地点である。
三等三角点 点名濁沢

中房温泉より

頂上より北燕岳を望む
頂上の石のモニュメント
雷鳥
うっとりする山塊 芸術的な岩肌
イルカ岩 コマクサ
有明荘
燕岳より燕山荘方面へ延びた稜線

4:40 長野自動車道豊科ICから県道327号線にて、午前0:30ごろに中房温泉に到着しましたが、すでに第一駐車場、第二駐車場が満車状態。中房渓谷・燕岳・有明山登山口付近には、3ヶ所の無料駐車場(合わせて約120台)がありますが、残りの一箇所も満車状態であることが予想されたため、仕方なく有明山荘近くの県道327号線沿いの広い路肩を利用することにする。近年、駐車場に止められない車の路上駐車による路線バス通行障害等の問題が出てるらしいので注意を要するが、根本的な問題解消のためには、駐車場の増設が必要であると思われる。この地点より舗装路を歩き登山口に向かう。

アルプスの女王と呼ばれる燕岳。高山植物の女王、コマクサの群生、ライチョウ・オコジョ・にカモシカ、そして花崗岩のモニュメント。燕岳は日本の山のエッセンスが全て詰まっていると言われている。常念山脈に属し、中房温泉から北アルプス3大急登の一つである合戦尾根を登り切った稜線上に位置する。大天井岳を経て槍ヶ岳へ向かう表銀座コースの始点でもある。また、稜線を表銀座コースと反対の北方向に向かうと、燕岳の最高点を経て餓鬼岳へと続いている。合戦尾根は急登ではあるが表銀座コースであるため登山者は多く、よく整備された登山道となっている。途中の合戦小屋は売店だけで宿泊はできない。山名は、春の雪形がツバメに似ているためつけられた。

5:08 標高1462mの燕岳登山口に到着。燕岳頂上との標高差は、約1300mである。建屋が2棟あり、軽食や温泉施設として登山者が利用でき従業員が常駐している管理棟のような建屋と登山者専用のトイレが向かい合わせで建っている。すでに、この時間より多くの登山者が燕岳を目指し登山道を進む。道は、このクラスの山となると当然整備が行き届き、迷うようなことはない。北アルプス3大急登と言われ、登りにくいという先入観があったが、急な登りには、階段が多く設置され登りにくいというマイナスのイメージはない。今の段階では展望なし。

5:56 最初の休憩所である第一ベンチに到着する。展望はないが、かなりスペース的にゆとりのある椅子の休憩所である。水場もあるが、そちらへは向かわなかった。

6:25 休憩所である第二ベンチに到着する。中房温泉口から1.7kmの地点である。時間的に涼しい時であるが、もうすでに汗が吹き出ている。まだ、展望のない山歩きが続く。なお、第二ベンチより約800m進んだところに第三ベンチがあり、こちらも登山者にとって厳しい登山の中での貴重な休憩地である。

8:04 標高2350mに位置する合戦小屋に到着。休憩小屋であり宿泊施設として利用はできない。燕岳との標高差は、約410m。登山口からすでに約900m高度を上げたことになる。多くの登山者で溢れかえる賑やかな小屋である。うどんののぼりもかけられているが、この暑さでは、さすがにうどんを漱いでおられる登山者はいなかった。この小屋での荷揚げ方法は、他の山小屋では、へリコプターを活用するが、こちらではリフトかゴンドラを利用しているようである。荷揚げ施設の一端が写真でも確認できる。

9:40 燕山荘と燕岳の鞍部に到着する。裏銀座のアルプスの峰々を目の当たりにし、絶景に心を奪われる心境である。多くの登山者が裏銀座をバックに記念写真を撮られている。
9:57 燕山荘に到着する。こちらでも360度の大展望が広がる。
泊まってみたい山小屋、泊まってよかった山小屋ランキング1位の山小屋である。(山と渓谷社)。燕岳の優美な岩の山塊も見事な景観である。多くの登山者が休憩したり、食事をするグループ、記念写真をとる人々など全員が
至福の時を過ごしているように見える。約20分滞在の後、燕岳へ向かう。

10:52 燕岳への稜線歩きとなる。途中、有名なイルカに良く似た岩の前を通過する。こちらでもこの岩の前で記念写真を撮られる登山者が多い。この付近に多くの群生があった高山植物の女王であるコマクサ。何枚か写真を撮ったがピンボケばかりでまともなのはこの一枚だけだった。しかしこの一枚もややピンボケ気味。

10:53 うっとりする山塊の中を進む。青い空とのコントラストが絶妙である。写真のカットの全てががカレンダー写真になるようなプレミアものと思える。花崗岩のモニュメントが素晴らしいの一言。

11:18 360度大展望の燕岳頂上に到着する。山頂標識はないが、花崗岩に頂上と記されたモニュメントがあるのみで少々寂しい気がする。スペース的にも思ったほど広くはない。燕山荘から望めなかった北燕岳、立山方面、針ノ木岳方面の展望が素晴らしい。反対側の燕山荘へ延びる稜線が
優美な曲線を描いているのが印象的である。
登山者の一名が突然“雷鳥”と叫んでいたので、その方向を確認するとかわいい一羽が佇んでいるのを確認する。周りに数名の登山者がそばに寄っていくが逃げようともしなかった。こちらもズームで撮影する。

11:30 燕岳より下山開始。
12:03 再度、燕山荘に立ち寄る。
12:56 合戦小屋まで下山。
13:54 第二ベンチまで下山。
14:25 登山口に下山。
15:20 麓の有明荘のいで湯にて汗を流し、この度の登山を終える。


この小屋の名物は、水で冷やされたスイカである。8分の1玉サイズのスイカを800円で販売している。登山同行者が、自腹で支払いスイカを買ったが、“一人では食べきれない”とお裾分けとしてハーフサイズを貰った。氷水で冷やしていないため、そんなに冷えていると思えなかったが、この季節のこの暑さ、登山の疲労が蓄積しているせいか、美味い。45分程度休憩の後、燕岳へ向かう。

頂上から望む。間近に見える北燕岳、龍王山・立山・剣岳・針ノ木岳の端正な姿も絶景である。これほど山の姿を美しいと思える瞬間を迎えることができて幸運に思う。