From 糸井の大カツラ

東床尾山(839m)〜西床尾山(843m)           


■ 登山日   平成21年5月23日(土)                                            
■ コース    東屋前駐車場8:35 → 糸井の大カツラ8:46 → 助右衛門大桜8:58 → 衣谷鉱山精練所跡9:01 → 尾根分岐点9:26  → 床嶺の家9:28 → 避難小屋の分岐点9:35 → 東床尾山山頂9:38〜9:50 → 西床尾山への分岐点9:59 → 共同アンテナ施設10:30 → 西床尾山山頂10:33〜10:43 → らいでんの滝11:08 → 西床尾山登山口11:21 → 東屋前駐車場11:38
■ 地形図名    2万5千分の1 直見(鳥取)    Route map
■ 登山口   朝来市和田山町竹ノ内  Road map  

登山口への取り付き道 糸井の大カツラ
西床尾山への分岐点    共同アンテナ施設
らいでんの滝 西床尾山登山口
東床尾山山頂 頂上から西床尾山を望む
西床尾山頂上 下山口
崩壊した床嶺の家 避難小屋の分岐点
衣谷鉱山精練所跡 尾根の分岐点

大カツラの裏手にある木橋
助右衛門大桜

8:35 和田山町竹ノ内集落内から東床尾山方面へ延びたコンクリート舗装の林道を進んで行く。林道と登山口でY字に分かれた地点に到着する。小さな東屋があり、その周辺に数台駐車できるスペースもあり、登山者はここを駐車場として利用しているようである。国指定の天然記念物である糸井の大カツラまで幅広の道が延びているが、駐車スペースに限りがあることや自然愛護の観点から「ここからの車はご遠慮ください」と標識で呼びかけている。
8:46 近畿自然歩道にも指定されている幅広な道を進む。途中より治山工事で整備された河川に沿って進むようになる。大カツラの木の地点に到着する。この大カツラは、糸井渓谷最奥部に立地する雄株で、高さ35m、枝張り東西30m、南北31m。主幹は朽ち大小80本の「ひこばえ」がその周囲から発生し、旧主幹を保護するような形で林立している。近くには水洗トイレが設置されている。但し、使用してみるが大・小便を流す水が出ない。また、手洗いの水も出ず、事実上使用禁止の状態である。これから以降本格的な登山道になるが「台風23号の被害により危険な箇所がありますので十分お気を付けください」注意書きの看板もこの地点で確認する。結果的に頂上までの行程に、該当箇所はなかったように感じた。

8:50 大カツラの地点の裏側にある木橋を渡りきると東床尾山の登山口の標識が設置されている。「頂上から但馬空港、但馬ドーム豊岡市、出石町、但東町の市街、氷ノ山、蘇武岳、粟鹿山等の山々、遠くは丹後の宮津湾(天橋立)まで望むことができる。約50分の行程、山頂より西床尾山まで70分」との記述である。斜面を横断する道を進む。植林帯の中を進み展望はない。木の階段で整備されている箇所もある。
8:58 助右衛門大桜を見通せる箇所を通過する。川の対岸にあり、近寄り難い。老木化しているようであるが開花時期には見事な桜を咲かせていることであろう。何故、この名称になったのかその謂れの説明板を設置していただきたいものである。 

9:01 床尾山の和田山町側の山肌一帯は、古くから金山として栄え、かつては金の鉱脈が縦横に走り、石の露頭多く掘れば必ず金鉱脈にあたる鉱山として昭和初期まで採掘された。床尾山の金鉱脈は、「竹之内の鉱山」と呼ばれ、このような精練所跡が数箇所残っているという。この跡地は休憩所としても利用できるよう椅子が設置されている。
9:26  精練所跡を過ぎ、尾根までの急登が始まる。急激な坂を九十九折れに進んでいく。展望のない植林帯の中を進み、尾根の分岐点に到達する。東床尾山まで0.6kmと表示がある。明るく広々とした快適な場所である。まず最初に床嶺の家へ向かう。

9:28 尾根に辿りついた分岐点より程ないところにある床嶺の家に立ち寄る。かなり広いスペースに建っていたと思われるが、崩壊した無残な姿が痛々しい。平成16年の台風23号による被害らしい。
9:35 床嶺の家から逆に進路を取り、東床尾山へ向かう。明るく広い快適な尾根道を進む。小滝と東床尾山の避難小屋のある分岐点に到達。山頂までもう目の前である。、木が完全に伐採されている頂上手前の北側斜面を確認しながら最後の坂を登る。

9:38 東床尾山頂上に到着する。西床尾山、金鈷山とあわせて糸井三山と呼ばれている。本来ならば360度の大展望を満喫できるであろうが、残念ながらガスが立ち込めているため、全く展望なししかしながら、西側を覗いてみるとこれから向かう西床尾山や先に訪れた床嶺の家はこの地点から確認できる東床尾山隣りの金鈷山も確認できる本来は、頂上から但馬空港、但馬ドーム豊岡市、出石町、但東町の市街、氷ノ山、蘇武岳、粟鹿山等の山々が見えているはずである。次回訪れたときにこれらの展望を期待したい。一等三角点 床ノ尾山が山頂の真ん中に鎮座している。

9:59 東床尾山頂上から今度は西床尾山へ向かう。避難小屋の小滝との分岐点を通過し、西床尾山への分岐点に到着する。ここからの尾根道も明るく広い最高の尾根道歩きとなる。
10:30 西床尾山頂上を過ぎ、共同アンテナ施設に到着。周辺も木が伐採され、明るく広い空間。休憩所としても利用できそうである。頂上よりも強く印象の残る地点。

10:33 共同アンテナ施設より引き返し西床尾山頂上に到着。当初、何も標識が見つからず頂上であるという確信を持てなかったが、一番標高の高い地点をよく確認してみると細い標柱に「西床尾山」と記述があった。記述している字が薄くまた、北側にあるため逆光であれば、やや分かりにくい。展望は、さほど良くないが東床尾山は、くっきりと浮かび上がっている。
10:43 西床尾山頂上より下山口標識に従い下山を開始する。植林帯の中を激しく下るルートで慎重に歩を進める。木にマーキングテープが巻きつけられてあるので見落とさないよう注意したい。下りを終えれば沢沿いを進むコースとなる。

11:08 沢沿いの植林帯の中を延びた道を進む。らいでんの滝に到着する。水量が乏しいため滝の様相を呈しておらず印象にあまり残らない。
11:21 西床尾山登山口に到着する。入口には近畿自然歩道の立派な標識が最近設置されたようである。その隣りに台風被害により危険箇所があり注意を呼びかける旨の標識も設置されている。
11:38
 コンクリート舗装された道を歩き東屋の登山道の取り付き位置に戻り、今回の登山を終える。

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