愛宕山(924m)


         
嵯峨水尾より
    


■ 登山日   平成22年5月1日(土)                                            
■ コース   水尾有料駐車場8:54 → 愛宕山登山口9:07 → 水尾わかれ9:44 → 花売り場9:47 → 黒門10:00 → 愛宕神社10:12 → 首なし地蔵分岐10:27 → 三等三角点10:34 → 竜ヶ岳への分岐10:48 → 地蔵山への分岐10:50 → 神明峠・樒原への分岐11:03 → 神明峠11:36 → 水尾有料駐車場12:09
■ 地形図名    2万5千分の1 京都西北部(京都及び大阪)   Route map
■ 登山口   京都市右京区嵯峨水尾 Road map  
 ※ 付近観光案内図
登山道進入口
登山道(参道)入口
愛宕神社 愛宕神社内
   9:15 植林帯の中を延びた車両も通行可能な幅広の登山道(参道)である。
   このルートからは、訪れる人も少ないせいか次の分岐点の水尾わかれまで
   出会う人はいなかった。要所に休憩用の椅子も設けられている。急な登り、
   穏やかな登りを繰り返す。
   9:44 表参道である清滝からのコースとの合流点である水尾わかれに到着
   する。休憩所もあり一服したい地点でもある。愛宕神社まで標識では30分と
   ある。これからは、緩やかな登りで多くの参拝者と出会う道となる。
参 道

 

水尾わかれ
石塔がならぶ参道
長い石階段
有料駐車場 駐車料金
京の街への展望
竜ヶ岳分岐
花うりば 黒 門
首なし地蔵方面との分岐
三等三角点 愛宕
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地蔵山への分岐
亀岡方面への展望
神明峠への分岐点
高圧鉄塔
県道への下山口
亀岡市内より望む愛宕山

8:54 亀岡市より嵯峨越畑へ入り府道50号線で愛宕山登山の起点の一つである嵯峨水尾に到着。50号線は、対抗車があれば、かわし切れないような幅員の狭い道路である。水尾集落内の50号線沿いに利用可能な駐車場有。水尾自治会経営であるが、無人である。隣の建屋のポストで利用料金500円を入金する。

9:01 50号線を北上し案内標識のある愛宕山登山道進入口。暫くは、集落内の舗装された急坂を進む。この地点から愛宕神社まで3.7km。この水尾は、古くは「みずのお」と呼ばれきれいな水がわくところとという意味で「水ノ尾」とも「水雄」とも記され京と丹波を結ぶ要所として栄えた。東の八瀬大原とともに大宮人の隠棲の地として知られ、清和天皇(850年〜880年)も水尾を愛した一人だった。陽成天皇に譲位した後、仏道修行でこの地を訪れこの里を大変気に入られ「この里を終焉のちにしたい」と遺詔により水尾山に葬り、現在の清和天皇水尾山陵となったという。水尾の特産物として愛宕山の伏流水と寒冷な気候風土が育んだ実生の木から収穫される柚子は香りが高くお菓子の原料として人気がある。梅畑も点在しており加工品の梅干も柚子と並ぶ特産品である。
9:07 集落内に設置の標識に従い進む。右手の浄水場施設が登山口の大きな目印となる。登山道(参道)は、ガードレールの手前より左へ進む。

9:47 愛宕さんの火伏の神花である樒の売り場前に到着。今は、閉店状態であるようだ。古来より樒をこの山の神符とし火災を除く。水尾より女性が毎日ここまで登ってきて樒を売ったという。毎日、樒の葉をオクドさんにくべると火災にならないといわれているらしく、オクドさんがない今でも買い求めにくるといわれているらしいが、見た目には長く店を閉めているように思われるがどうであろうか。
10:00  愛宕神社黒門前に到着。阿多古会入会の案内板が設置されている。入会費用は、一人3500円。入会すれば、一年間毎月該当日に「無病息災」「家内安全」「防火」のご祈祷が受けられるという。

10:04 参道両脇に多くの石塔が並ぶ。左手奥には、参拝者の休憩小屋が設けられている。右手は、広場になっており多くの参拝者が休み、木々の間より垣間見える京の風景を眺めながら憩う姿も目立つ。
10:08 いよいよ愛宕神社本殿手前の階段を進む。息が切れてしまうほどの長い階段である。

10:12 愛宕神社に到着。本殿で手を合わせる。愛宕山は、比叡山とともに四季を通じて親しまれている。古歌に「伊勢へ七度、熊野へ3度、愛宕さんへは月参り」と歌われている。愛宕神社は、防火、鎮火の神で本殿でお札をいただいて台所に貼り付ける習慣がある。また、3歳までに参拝すると一生火事に遭わないといわれる伝説が今なお続き、父親が子供を背負って参拝する姿が多く見られるという。東の比叡山の標高が848m、西の愛宕山の標高が924mとわずかに愛宕山のほうが高い。昔、比叡山と愛宕山が喧嘩をして比叡山が愛宕山を殴り、殴られた愛宕山にたんこぶができ、その分愛宕山が高くなったというこの2山に面白い逸話が残っている。

10:27 愛宕神社石段を下り東側より山道を200mほど進む。道中東側への京の街への展望が素晴らしいようであるが、今日は、もやが酷く殆ど遠望は得られない。右下へ月輪寺・首無し地蔵への分岐がある。真っ直ぐに進む。
10:34 参道より右側への分岐がある。標識は設置されていない。大きく右側へ巻き込み急勾配な道を進むと鉄塔が現れる。その鉄塔の背後の高台に三角点(愛宕)がある。

10:35 三角点傍の鉄塔の隣にベンチが設けられている。この地点から望む東側の展望が大きく開けているが、酷いもやのために遠望が利かない。
10:48 神明峠方面から起点となった水尾集落に戻るため地蔵山方面へ向かう。車両が通行可能ななだらかな広い参道。日差しを浴びながらの明るい山道歩きである。竜ヶ岳への分岐点を通過。

10:50 地蔵山への分岐を通過。この山道からでもなだらかな地蔵山の山頂を眺められる。
10:57 もう箇所の地蔵山への分岐を通過する。ここは、旧来からの地蔵山への分岐と考えられる。この周辺亀岡方面への展望が開けている。但し、今日は、遠望無し。

11:03 首無し地蔵のある地点より神明峠へ向かう。この地点より道はやや細くなる。道は、明瞭なものの植林帯の中を進む地点では、目印等がなく少々分かりづらいところもある。緩やかな下り道が続く。
11:23 高圧鉄塔前に到着。この周辺明るく展望も良い。
下山口となる神明峠も間近である。

11:36 植林帯の中を道を下り府道50号線の下山口に至る。府道を南進し、嵯峨水尾集落へ向かう。
12:09 長閑な水尾集落内を歩く。府道沿いの有料駐車場に到着し、今回の登山を終える。